
枝野と民主党は、長年にわたって行政改革・規制緩和・財政改革等の「改革」を訴え続けてきました。
昨年の総選挙を経て、もはや自民党ですら「改革」に公然とは反対できなくなっています。
枝野は、党利党略的に「看板を横取りされた」と見るのでなく、政治が不十分ながら一歩前進したものと積極的に受け止めるべきだと考えています。ようやく、「改革」の『是非を問う』時代から、その『中身を問う』段階に入ったのです。

小泉首相は、「民間でできることは民間で」と叫び続けています。
この言葉は、「民間ではできないことがある」という
当たり前の事実を前提としています。
改革の次のステップでは、
「民間には出来ない官の仕事とは何なのか?」を」
明確に絞り込むことが求められます。


●福知山線尼崎列車事故・・・安全性を軽視した競争を放置しなかったか?
●マンション耐震偽造問題・・・安全性のチェックまで市場原理で良かったのか?
●相次ぐ凶悪犯罪・・・警察・入国管理等まで「小さな政府」で良いのか?

枝野は、こうした視点から、改革の中身を問い、メリハリをつけるという新しいステップに向けて、一層の努力を重ねます。
枝野は、昨年11月、衆議院国民投票制度調査団の一員として、欧州各国を訪問しました。


衆議院憲法調査特別委員会 特別国会で参考人から意見を聴くなど、 法整備に向けた調査を実施
しかし・・・
●地域単位の住民投票は盛んでも、全国単位の国民投票については経験がない
●選挙と似ていても本質的に別の制度であり実施のイメージが掴めない
●諸外国では国民投票を経験している国が少なからずある

各国の実例を参考に今後の議論を深めるために調査を実施
その結果、
1)国民投票運動について、基本的に規制を加えるべきではないこと
2)テレビCMの制限と中立性については、一定の考慮が必要であること
3)成人年齢18歳で投票権も18歳というのが世界の常識であること
4)賛否を問う内容を国民に分かりやすく周知することが重要であること
5)国民投票を公権力が濫用する危険性を常に考慮しておく必要があること
などを確認し、そのために各国が実務面でどのような配慮をしているのか把握することができました。
今年の通常国会では、こうした調査結果も踏まえて各党間で進められている協議・議論において、
枝野が民主党の憲法調査会長・衆議院憲法調査特別委員会筆頭理事として責任者を務めます。
中立・公正な制度に向けた議論を、国民に開かれた形で進めていけるよう、努力して参ります。

調査団の日程
[2005年11月7日(月)]
(午前)成田発
(午後)ロンドン乗り継ぎでウィーンへ
[2005年11月8日(火)] オーストリア ウィーン
(午前)
国民議会議長表敬訪問
憲法裁判所長官ヒアリング
(午後)
軍事史博物館等視察
内務省第3総局長他実務者ヒアリング
(夜)
梅津大使主催夕食懇談会
[2005年11月9日(水)] スロバキア ブラチスラバ
(午前)
バスでウィーンから移動
国会の憲法・法務委員長ヒアリング
(昼)
鷲頭大使主催昼食懇談会
(午後)
大統領府長官(前憲法裁判所長官)ヒアリング
外務大臣表敬訪問
バスでウィーンに戻りチューリッヒへ
[2005年11月10日(木)] スイス チューリッヒ
(午前)
オフ(休養)
(午後)
ノイエ・チューリヒャー新聞社・編集委員ヒアリング
スイス公共放送・編集長ヒアリング
(夜)
スイス公共放送・日本人スタッフと夕食懇談会
[2005年11月11日(金)] スイス ベルン
(午前)
バスでチューリッヒから移動
法務省及び内閣府実務者ヒアリング
(昼)
中村大使主催昼食懇談会
(午後)
ベルリン大学リンダー教授ヒアリング
バスでチューリッヒへ移動
[2005年11月12日(土)]
(午前)
オフ(チューリッヒ市内散策)
(午後)
マドリッドヘ移動
[2005年11月13日(日)]
(日中)
オフ(セゴビア等視察)
(夜)
島内大使主催夕食懇談会
[2005年11月14日(月)] スペイン マドリッド
(午前)
政治・憲法研究所長ヒアリング
(午後)
下院表敬訪問
ガリーゲス弁護士ヒアリング
[2005年11月15日(火)]スペイン マドリッド
(午前)
下院憲法委員長ヒアリング
(午後)
パリへ移動
[2005年11月16日日(水)] フランス パリ
(午前)
オフ(休養)
(昼)
平林大使主催昼食懇談会
(午後)
国民議会法務委員長ヒアリング
アラブ世界研究所長(元憲法院総裁)ヒアリング
[2005年11月17日(木)] フランス パリ
(午前)
議会博物館及び両院合同会議場視察
(午後)
憲法委員ヒアリング
[2005年11月18日(金)]
(午前)
オフ(パリ市内散策)
(午後)
パリ発
[2005年11月19日(土)]
(午後)
成田着

|
|